検索エンジンの国別シェア【2024年版】
こんにちは、SEO分析ツール「アナトミー」開発チームの江頭です。
検索エンジンといえば、Google や Yahoo! が思い浮かびますが、シェアはどのくらいあるのでしょうか？また、国による違いはあるのでしょうか？
この記事では、2024年の検索エンジンの日本・海外のシェアをランキング形式で解説します。
日本の検索エンジンシェア
PCの検索エンジンシェア
日本国内の検索エンジンのシェア（PC）は、Google が 74%、Bing が 16%、Yahoo! が 8% です。 「Google」「Bing」「Yahoo!」で 98% を超えます。 Google が圧倒的ですが、Bing に少しずつシェアが奪われつつある点に注目です。2021年のデータでは、Google が 77%、Yahoo! が 14%、Bing が 8% でした。以前と比較して「Bing」と「Yahoo！」の順序が入れ替わっています。「Bing」は Copilot （AI アシスタント）の導入を他のブラウザより早く進めるなど注目を集めているようです。
スマホの検索エンジンシェア
日本のスマホにおける検索エンジンのシェアは、Google が 81%、Yahoo! が 17% を占めます。 Android / iOS とも、プリインストールブラウザのデフォルト検索エンジンが Google なので、やはり Google が強いです。 Google と Yahoo! でほぼ100% なので、この２つの検索エンジンを意識すればよいことになります。
海外の検索エンジンシェア
ここで、日本以外の検索エンジンのシェアも確認しておきましょう。
海外では Google 一強ではなく、国によってシェアが異なります。検索エンジンとして百度 や Bing、Naver、YANDEXも利用されています。
アメリカ
アメリカでの検索エンジンのシェアは、Google が 87%、Bing が 8%、Yahoo! が 2% です 。
ヨーロッパ
ヨーロッパでの検索エンジンのシェアは、 Google が 91％とアメリカ以上に圧倒的です。 2位はbing（4%）、3位はYANDEX（3%）です。
ロシア
ロシアでの検索エンジンのシェアは、 YANDEX が 72%です。 Google が 27％です。YANDEX はロシア製の検索エンジンです。日本ではマイナーですが、ロシア国内では圧倒的なシェアを誇る検索エンジンです。2021年のデータでは、Google が 55％、YANDEX が 42%でした。ここ数年で YANDEX と Google のシェアが逆転しています。
中国
中国での検索エンジンのシェアは、百度（Baidu）が 60%、Bing が 16％、360（Haosou）が 9％、捜狗（Sogou）が6%、Googleが2%です。他の国と比べ、Googleのシェアは大きな違いがあります。 2021年のデータでは百度に次いでSogouが2位でしたが、最新のデータではBingが大きくシェアを伸ばしています。
韓国
韓国での検索エンジンのシェアは、Google が 61%、Naver が 32%、Bing が 3% です。2021年のデータでは、Google が 80%、Naver が 13% でした。ここ数年で Naver のシェアが回復してきています。
インド
インドの検索エンジンのシェアは、Google が 98%、Bing が 1% です。Google のシェアが圧倒的でどの地域よりも Google のシェアが大きいです。
どの検索エンジン向けにSEO対策するか？
日本では Google のシェアが圧倒的なので、SEO対策はGoogleを中心に考えればよいでしょう。ただし、プラットフォームをデスクトップPCにした場合は Bing のシェアは16%程度に上昇します。BtoB向けの商材や年配の方向けの商材など、Bingの利用率が上昇する傾向があるサイトでは Bing対策も重要です。
SEO分析ツール「アナトミー」の流入元分析機能を使うと、Google検索やYahoo!検索からの流入数をビジュアルに確認できます。
まとめ
日本と海外で使われている検索エンジンのシェアを説明しました。
予想通り、日本では Google のシェアが圧倒的ですね。Bingも近年シェアを拡大しており要注目です。海外向けには、国によって 百度 や Bing、Naver、YAXDEX への対応が必要です。
日本国内がターゲットなら、Googleに効果のある対策を行いたいですよね。弊社では「テクニカルSEO」で検索上位を狙うSEOコンサルティングサービスを提供しています。Googleのガイドラインに沿った施策で、検索流入の悩みを解決します。
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