②ビッグワードをコンテンツと関連させて順位アップを狙う

ビッグワードはボリュームが大きいが競合も多い

SEO対策の最終的な目的は流入の獲得にあります。検索ボリュームが小さなキーワードは、上位表示は比較的容易ですが獲得できる流入もわずかです。検索ボリュームの大きなキーワードなら流入数を確保することができますが、競合ひしめく検索ボリュームの多いキーワードで上位表示されるのは並大抵ではありません。

ビッグワードと言ってもただボリュームが大きければ良いわけではありません。例えば、靴の修理メーカーにとって「修理」というキーワードではターゲットが不明瞭です。「靴 修理」というキーワードであれば、ターゲットが明瞭で適切なキーワードだと言えます。

ビッグワードでは、ブログが強く、サービスは弱い

ビッグワードのコンテンツ作りでは、コンテンツの質が大きく問われます。コンテンツの質の基準としてGoogleからE-A-T(専門性・権威性・信頼性)が提唱されていますが、E-A-Tに加え、トピックの多さも重要です。ビッグワードで上位を獲得するには多くのユーザーの検索ニーズを満たす(役に立つ)ために、トピックの多さやその内容の深さが重要となります。結果的にコンテンツのボリュームの多いページが上位表示されていることがほとんどです。

このような特性から、実際のビッグワードの上位には、E-A-Tが非常に強いサイトを除けば、ブログやランキングサイトが多くなります。何故なら、ブログであれば多くのユーザーの検索意図に即した数多くのトピックを自由に入れることが容易だからです。またランキングサイトでは人気のサービスを多く取り上げることでユーザーの検索ニーズとコンテンツの量を確保しています。一方で自社サービスサイトでは、入れられるトピックや外部への関連リンクに制約があり、ビッグワードを狙うには弱点を持っています。

サービスサイトでビッグワードを狙う

以上の理由より、多くのSEO対策では、コンテンツマーケティングとして、ブログでSEO対策をします。しかし上位表示されて流入を獲得しても、そのユーザーをサービスにどう誘導するかが課題になります。検索上位まで昇り詰めたブログでも、ビジネスに結びつけることに四苦八苦することが少なくありません。何故なら、ブログ記事を読みに来るユーザーは、あなたのサービスに興味を持ったユーザーではないからです。

一方で、検索結果でブログ記事ではなくサービスサイトをクリックして流入してきたユーザーであれば、サービスへ関心を持っている可能性が高いと言えます。

サービスサイトのビッグワードは内部リンクで底上げする

それでは、どうすればサービスサイトで上位を狙えるでしょうか。ヒントはサイト内のリンク構造にあります。

記事ごとにコンテンツが独立しているブログ記事と違い、サービスサイトは基本的にサイト全体で1コンテンツになるため、トップページを頂点とするツリー構造のサイトを構築することができます。ツリー構造に従ってリンクを構築することで、検索エンジンもサイト構造を理解し、TOPページがサイト内で重要なページだと判断出来ます。

ブログとサービスサイトの違い
ブログとサービスサイトの違い

スモールワードの評価を集めてビッグキーワードの評価に活かす

そのためには、サービスに関連するスモールワードをキーワードとして持つコンテンツを多数用意する必要があります。スモールワードはボリュームが小さいので上位表示することが難しくありません。

関連するスモールワードが評価されると、リンクの繋がったページの評価が上昇します。「スニーカー 厚底」「スニーカー 室内」「スニーカー ランニング」等の言葉で上位に表示されていけば「スニーカー」という言葉でも当然、上位に表示されやすくなります。スモールワードでの評価を集めることで、ビッグキーワードでも評価されるようになるのです。

スモールワードの評価がサイト全体に波及する
スモールワードの評価がサイト全体に波及する

サービスサイトはドメイン全体でビッグワード上位を狙う

スモールワードの評価を集めていくことでビッグワードの順位を上げた場合、ドメインとしての評価が上昇しているため、単一のページに注力したSEOよりも安定した順位になります。

サービスサイトはSEO用のコンテンツではなく、あくまでサービスを伝えるものです。その制約の中でSEOに強いサイト設計をすることが必要で、それができればブログに負けず上位表示させることも可能です。